2009年11月1日日曜日

読みやすいことって重要ですよね

 子供のころは読書なんて好きじゃなかった気がする。もっぱら漫画専門だった。
 父が手塚治虫が好きで、家には100冊にも及ぶ手塚漫画があり、大人向け子供向け関係なく、意味が解る解らないも関係なく、とにかく読んでいた。「火の鳥」の未来偏、「きりひと賛歌」「MW」「奇子」「人間ども集まれ」どれもこれも小学生には向いてない作品で、まっとうに読めてたかも解らないが、なんとなく感じる不安感や心地悪さに惹かれていたようだ。
 大人になって、通勤時間という、どうにもできない時間ができた、しかも片道1時間、往復で2時間。最初のうちは音楽を聴いたり、携帯でニュースを見たりしていたのだが、それも毎日となると飽きてくる。じゃあ勉強しようかとも思うのだが、仕事で疲れていると勉強する気にもならず座ったら寝てしまう。そんなときに重宝するのが、文庫本。サスペンスもので1冊読みきりが最適。ハードカバーは重くてダメ。サスペンスものはぐいぐい進む。これが重要。多少疲れてても、サスペンスの世界にひきづりこまれるから、仕事を忘れて気分転換ができる。
 好きな作家は、岡嶋二人(解散しちゃったけど)、東野圭吾あたり。とにかく読みやすいのがいい。読書の世界は奥深く、まだまだ自分のしらない作家が、いい作品を書いているだろうとは思うのだが、なんか安心して読めるという点で、ついつい買ったり借りたりして読んでしまう。
 自分も文章を書く1人間として、読みやすい文章を書きたいと思う。すでにこの文章も硬くて読みづらいのだが、書いていく上でじょじょにやわらかく読みやすい文章になっていけたら・・・なんて思ってたり。

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